真っ白な歯で笑顔に自信

塩に歯を白くする効果は期待できるのか

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白い歯に憧れている方はたくさんいます。歯を白くしたいなら、幾つかのコツがあるので把握しておきましょう。塩を使って磨けば、歯が白くなるのではないかと期待する方もいます。塩には、収れん作用によって、歯茎を引き締める効果があります。

けれど、塩分過多になる可能性が高く、健康に影響が出やすいので注意が必要です。これから白い歯と塩について説明します。

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白い歯に憧れる方は多い

歯が白くないことを気にして、人前で笑ったり話したりするのをためらうケースはよくあります。自信を持ちたいなら、白い歯を目指しましょう。まずは、歯の健康チェックをすることが大切です。虫歯を見つけた時は、早めに歯科クリニックで治療を受けることがポイントです。

虫歯が深刻な症状になると、差し歯や抜歯などの治療を行うこともあります。特に、歯と歯の間は虫歯になりやすいので注意しましょう。また、歯の白さだけではなく、歯茎の健康状態について配慮することも大事です。歯茎の色が悪いと、不健康なイメージを与えるからです。

歯周病の可能性もあるので、歯茎の色もチェックしましょう。歯茎の色が赤黒くなっていたら、歯科クリニックで診察してもらうことをおすすめします。

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白い歯と塩の関連性について

塩を使って磨けば、歯が白くなるのではないかと、期待する方がいます。

塩が研磨剤の代わりとなって、歯の汚れを落として白くすると考えられてきたからです。しかも、塩には収れん作用があり、歯茎を引き締める効能を期待できます。

そのために、塩を使うと爽快な気持ちになり、効果があるように感じられるのです。けれど、白い歯と塩には、関連性がありません。逆に、塩が歯を傷つけてしまう可能性があります。歯の表面が傷つくと、その部分が汚れて、歯に色がつきやすくなります。

削れた部分に食べ物が付着して、虫歯の原因にもなるので要注意です。

塩が健康に与える影響

適切な塩分は、人体を健やかに保つために必要です。不足すると、倦怠感や熱中症などを発症します。けれど、塩分を過剰に摂取すると、高血圧や腎臓疾患などの病気になりやすいので気をつけましょう。日頃から、適切な分量を守りながら、塩分を摂取することが大切です。

生活習慣病を防ぎたい場合には、醤油や味噌の代わりに、レモンやワサビなどを料理に活用する方法が適しています。塩分を取らなくても、酸味や香りで満足感を得られるためです。このように、塩が人体に与える影響は大きいので、歯を磨く時には塩を使わない方が安心です。

歯を磨いている間に、塩を含んだ水をうっかり飲んでしまう可能性もあります。

歯にダメージを与えないために

汚れを落とす効果が高いために、重曹を使って歯を白くすることを期待するケースもあります。しかし、重曹は洗浄力が優れているために、歯の表面を削って、摩耗させる可能性が高いです。歯が薄くなったり、脆くなったりするので、重曹を歯磨き剤として使用することはやめましょう。

また、酸味の爽快感から、オレンジやレモンなどの果汁を使えば、歯が白くなるのではないかと考える方もいます。果汁には糖分が含まれており、虫歯の原因になりやすいという特徴があります。歯磨きには適さないので、果汁を使うことは避けましょう。

歯を傷つけないように、食事をする場合には、よく噛んでゆっくり食べることがコツです。無理やり硬い食べ物を噛み砕くと、歯がダメージを受けます。歯が欠けたり、表面が剥がれたりすると、虫歯や色素沈着の原因になります。

口に入れる前に小さくすれば、歯にダメージを与える心配がありません。また、噛む回数を増やし、時間をかけて食事をすれば、唾液が分泌されます。唾液は食べ物の消化を助けるほかに、口腔内を清潔にする働きをします。

虫歯予防にも効果的なので、食事中は十分に噛む習慣を身につけましょう。歯の健康を守りたいなら、間食を工夫することがポイントです。だらだらと甘い物を食べたり、糖分が多い飲み物を飲んだりしていると、虫歯になりやすいからです。

家事や仕事の合間に間食をするなら、時間を決めておくことが大事です。尚、間食をした後は、歯を磨いて清潔な状態を保ちましょう。歯を磨く時間がない場合には、丹念にうがいをするだけでも効果があります。

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白い歯をキープする秘訣

白い歯をキープしたいなら、歯の磨き方について配慮することが重要です。まずは、歯ブラシで丁寧にブラッシングをすることが秘訣です。前歯や奥歯、歯の裏側など、各部分をブラッシングしましょう。

時間をかけて、歯の汚れを落とすことがポイントです。口臭予防にもつながるので、念入りに歯を磨くことが大事です。また、ミントなどが入った歯磨き剤を使うと、スッキリするので満足度が高くなります。フッ素が配合されている歯磨き剤は、歯を白くする効能を期待できます。

歯科医が推奨しているフッ素入り歯磨き剤もあるので、購入する場合には事前に調べておくことが大切です。歯が着色しやすい食べ物として、カレーやチョコレートなどが挙げられています。ソースとケチャップは、歯に色がつきやすい調味料です。

また、キャンディとグミは歯に付着しやすいので、食べる時には注意が必要です。ほかに、ブドウなどポリフェノールを含んだ食べ物や、コーヒーや紅茶など色が濃い飲み物も、歯が汚れやすいという特徴があります。このような食べ物や飲み物を摂取した後は、早めに歯を磨くことがポイントです。

歯を磨いたら、鏡を見てチェックして、磨き残しがないか確かめましょう。

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歯科クリニックで相談する時は

歯の黄ばみが気になる時は、歯科クリニックで相談する方法が適しています。歯石の除去やホワイトニングなどの施術を受けられるからです。症状が深刻な場合は、定期的に通院する必要があります。事前に通院期間を確かめるために、カウンセリングを受けましょう。

施術にかかる料金について、説明してもらうこともできます。尚、ホワイトニングの施術を受けた後は、チョコレートやブドウなど、歯に色がつきやすい食べ物を控えることが大切です。

白くて健やかな歯を守ろう

歯の健康を守りたいなら、正しい歯磨きの方法を身につけることがポイントです。塩や重曹などを使っても、歯を白くすることはできません。歯を傷つけて、虫歯や色素沈着の原因になります。特に、塩分の過剰摂取は、人体に深刻な影響を与えるので注意が必要です。

時間をかけて、歯ブラシで丁寧にブラッシングをすることがポイントです。

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